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2013年11月29日 (金)

京都議定書の目標達成

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2012年の日本から排出されるCO21990年比で6.3%増えたそうですが、京都議定書の6%減の目標は達成したそうです。

 

京都メカニズム、森林を増やしたことによるCO2の吸収分と排出量取引分を差し引けば、日本は1990年比で8.2%減だそうです。よかったですね、日本は世界の環境に貢献し地球温暖化は防げました…なんて、だれも思わないですよね。少なくとも日本に森林が増えたと感じることはできませんから大部分が取引です。温暖化対策が経済活動と言われる所以です。世界を見てみましょう。熱帯雨林は毎年ものすごい勢いで減っています。ブラジルなどで森林が減った原因は「温暖化対策」という皮肉でしたね。バイオエネルギーを作るための畑を増やすために熱帯雨林を大量に焼いてしまいました。今でもその勢いは止まっていません。

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CO2排出量を見てみましょう。日本も量的には増えているのですがかわいいもので、中国やインドなど巨大な国家のCO2排出上昇量は膨大です。ヨーロッパだけが削減できましたが、温暖化問題の前は環境意識が薄かったヨーロッパで石炭や重油での発電をやめて天然ガスなどにしたから減ったという反則で、日本が何十年も前に行った省エネルギー活動と同じです。確かに再生エネルギーも目立ちますが5%程度だそうで日本と同等でしょうか。それでもヨーロッパの貢献は賞賛すべきで、他の国のCO2発生量は増えるばかりです。安い輸入品ばかりを買う人がいますが、日本製品の方が「環境対策費を含んで」値段は高くても、環境負荷は低いのですからもっと日本製品を買うべきです。そこから日本国民も本質的な環境意識が薄い。話がそれる前に本筋に戻しましょう。

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一番の問題は排出量取引です。CO2発生量が増加しなかった場所から、キャッシュでその排出権を買うという商取引です。悪くはないですよ、発展途上国に金銭的な援助となります。ただ発展途上国がその金をCO2排出対策に使うことはありません。つまり取引をしたとしてもCO2削減効果は何もないのです。それなのに日本は「目標達成」と笑顔を見せているのです。はっきり言えるのは京都議定書が環境改善に十分に貢献しない仕組みだったという事です。十分な検証もなく、ただ単にCO2を悪者にして、無理なスケジュールでCO2削減の数合わせを目指しました。正直効果があったとは思っていません。バイオエネルギー問題、レアアースの大量掘削による環境破壊、CO2の大気濃度は増加を続けています。個人的にCO2は温暖化の大きな要因となっていないと考えていますから構わないのですが、CO2対策が原因となった熱帯雨林の破壊やレアアース掘削による環境破壊は取り返しがつきません。

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いつまでCOPを続けるのか、続けてもいいのですが根本的な過ちを正すべきではないでしょうか。

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