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2013年10月23日 (水)

死亡事故報道について考える

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病歴は個人情報の中でも最も高レベルの機密です。もちろん本人が話す事は仕方のないところですが、本来は死亡後であっても質問してはいけない個人情報です。そしてたとえ情報を得たとしても報道と言う公共の場に乗せる事には大きな疑問があります。特に「死因」となりますと本人の許可は全く得られません。個人の住所や電話番号を記載するより重大な問題だと認識すべきです。

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別の議論が持ち上がってきました。自死報道規制です。不思議なことに自死は伝染しますが、仕組みは科学的に解明されていません。解明されていなくてもWHOは世界的に自死報道を禁止しているそうです。もちろん死亡記事は問題ないようですが、伝染を防止するために自死であることを伏せなければいけないようです。ただ自死だけを伏せていますと誰もが推測できてしまいますから、国際法を守るため基本的に事件性のない死亡報道ではすべての死因を公表しないようにするしかありません。

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日本は死亡原因の中で自死の比率が極端に高い国の一つです。癌の撲滅などと同様に自死を減らすためのあらゆる対策が必要と感じています。その為であれば報道規制は言論の自由に反していません。言論の自由では許されるが個人情報保護法で許されない事はたくさんあります。個人の電話番号を報道する番組はありません。死因についても同じことだと感じています。死亡報道は重要かもしれませんが、死因は興味を満たすという意味しかありません。

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残念ながらすぐに解決できる問題ではないのかもしれませんが、報道の自浄作用を信じ、自死を減らそうとしている研究者の努力に賛同させていただきました。

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