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2013年10月16日 (水)

資源の枯渇

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子供の頃、「石油はあと30年で枯渇する」という恐怖におびえていました。原子力発電の少なかった当時、石油が無ければ文化的な生活はできないと考えていましたから。30年以上を経過した今、石油は無くなるどころか90年ほど持つといわれています。ずいぶんと寿命が伸びました。シェールガス革命に沸く天然ガスはさらに長寿命ですし、石炭は数千年持ちます。核燃料サイクルが確立できなければ原子力の燃料であるウランが先に枯渇します。そんな石油や天然ガスでもいつかは枯渇するでしょう。人間は目の前に危機が迫らなければ、なかなか対策を取る気持ちがわきませんね。

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他の資源もいつかは無くなります。枯渇というわけではないのですが困っているのはヘリウムです。風船や飛行船を浮かせたり声を変えたりするのに使われていますが、精密機械の製造に必要な不活性ガスです。水素や酸素は水から作れます。窒素も空気中に大量にあります。ドライアイス(二酸化炭素)の不足が叫ばれていますが、メタン(天然ガス)から化学的に作れますから値段は上がっても心配ありません。二酸化炭素は炭素と酸素があればできます。しかし不活性な元素であるヘリウム(He) は分離も合成もできません。

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他の資源もいつかは無くなります。枯渇というわけではないのですが困っているのはヘリウムです。風船や飛行船を浮かせたり声を変えたりするのに使われていますが、精密機械の製造に必要な不活性ガスです。水素や酸素は水から作れます。窒素も空気中に大量にあります。ドライアイス(二酸化炭素)の不足が叫ばれていますが、メタン(天然ガス)から化学的に作れますから値段は上がっても心配ありません。二酸化炭素は炭素と酸素があればできます。しかし不活性な元素であるヘリウム(He) は分離も合成もできません。なお核融合は想定しておりません。

Osk0450ヘリウムは天然ガスに微量に含まれており抽出しています。コストが高いのですが戦争のためにヘリウムは大量に必要でしたのでアメリカが作っていました。しかし冷戦が終了しヘリウムをアメリカ軍がヘリウムを不要と判断しました。設備は民営化され生産は続いていましたが、シェールガス革命、施設の老朽化によりアメリカの生産量が落ち込んでいます。ヘリウムは空気中にはほとんどないのでアメリカ以外での生産は難しく、近いうちにほとんど供給できなくなる事は間違いありません。ヘリウムの風船が1個、10000円と言う事態は可能性があり、ディズニーはヘリウム風船の販売をやめました。
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困ったことにヘリウムという不活性で軽量のガスは、かつてのフロンのような代替品がありません。そのうちヘリウム不足が原因で、いろんな製品が私たちの家庭から消えていくかもしれません。

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