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2013年10月10日 (木)

アメリカDefault

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アメリカ経済に不安が広がっています。しかし日本ではあまり大きなニュースになりません。なぜでしょうか。

 

この日記を投稿する頃には状況が変わっているでしょうから内容や結果の予測は書きません。ただ予算が通らないのでアメリカの公務員は当分休業、また国債がDefaultに陥れば経済が混乱します。学校閉鎖と言う話は聞かないのですが、アメリカの学校には公立が無くて、先生は公務員ではないのですかね。まあ警察や消防署など治安や安全に維持される部分は少し安心ですが「国立公園内にいる人は48時間以内に退去するように」という話がありました。日本の場合、瀬戸内海国立公園など公園内に膨大な数の人が住んでいるので退去できませんね(笑)NASAも休業中とか。

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問題は予算の話ではなくDefaultです。さすがにこの問題は回避されると予想しています。議論は簡単、アメリカ政府は借金(国債)の上限が決まっています。すでに自転車操業なので借金をできなければ金利が払えないし、期限が迫っている国債にお金を戻せない、いわゆる債務不履行=Defaultに陥るという事です。すぐにアメリカ国債の価値がなくなるわけではないのですが、信頼は大幅に失墜します。国債を持っている人が現金化したくても(売りたくても)、怖くて誰も買ってくれません。「国債は安全」ということで薄い金利で大量に持っていた企業は現金化できないため運営が回らなくなる可能性もあります。そうすると今後Default状態を解消した後でも国債を買わない、金利が高くなる、国の予算が不足するという事態に陥るのです。ギリシャと違って好況のアメリカで経済不安と言う不思議な現象が発生するのです。

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しかしこの国債発行の上限、日本にも適用すべきですよね。100年たっても返せない借金を今でも国が借りまくるってどういう事でしょう。日本人の国民性でしょうけれども、銀行が貸しすぎるのが悪いのです。なぜ銀行がお金を貸すのか(国債を買うのか)と言えば個人が貯金をしまくって金庫に余っているからです。日本人の貯金は銀行に集まり、そのお金は銀行員の高い給料や金利を稼ぐために投資に回ります。バブル以降、中小企業に投資しづらい銀行としては今の低い市中金利であれば日本の国債の金利で十分に回ります。政府が税金でしっかり金利を払ってくれるのですから。「銀行の支店金庫に現金は1000万円程度しか置いていない(ATMを除く)」というバラエティ番組を見て驚きましたが、現金は絶対に金利を生みませんから(減る事もありませんが)極限まで投資に使うべきなのでしょう。そのもっとも安心な資金源が国債で、その源泉は税金です。貯金が減ってくれば国債は買えなくなるのです。

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日本も一度Defaultの恐怖に陥ったらいいのに。政府も本気で無駄遣いをやめることになるはずです。

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