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2013年9月 5日 (木)

「大誤報」はなぜ起こったのか

Kyo0476

大阪市長による慰安婦問題発言が今でも尾を引いています。時間が解決する問題、ぶり返さないほうが良いと考えず、某市長の「真っ向勝負」がどういう結果となるか今後を見守りたいですね。

 

さて、今回は彼の発言内容を非難する事が目的ではありません。彼の「大誤報」という言葉を信じて、なぜ失言問題が繰り返されるのか考えてみたいのです。発言には必ず聞き手がいます。日本の言葉はあいまいで、それゆえに複雑なニュアンスを含みます。発言には本音と建前があって、建前を発言しているつもりでも本音がニュアンスとして出やすいようです。そしてこのニュアンスの汲み取り方は全てが聞き手にゆだねられます。

Kyo0466

私は日本の報道に不安を感じます。その点は某市長と同意見かもしれません。報道とは個人の解釈を加えるべきではありません。しかし視聴率を上げるため視聴者を扇動するという「本能」が生まれます。発言の一部を抜き取り、ニュアンスを強調して伝えると発言者の意図が伝わらない報道=「失言」となります。ただ忘れてはいけないのは例え報道に作為があっても発言者にも問題があります。誤ったニュアンスでとらえられている部分には「本音」が含まれます。本音をくみ取られないようにするには十分な日本語の勉強か、もしくは「無駄に発言しない事」が重要です。某市長の発言は止まらないでしょうから、「誤解を招かない表現力」(言葉を変えれば本音を完璧に隠す技術)を身に着けるべきです。

Kyo0478

今回の問題は確かに翻訳にもありました。翻訳が難しい日本語があることは、海外の人と仕事をした人には理解できるでしょう。そして翻訳が難しい言葉には「翻訳者の解釈」を含むのです。「水商売」「風俗」という言葉も翻訳の難しい日本語の一例であり、文脈から意訳が必要です。「慰安婦や性犯罪をなくすために水商売の活用を」という文章では水商売の並列として慰安婦、性犯罪があります。性犯罪と並列ですから、翻訳技術を持った人であれば、この文章で水商売を居酒屋やスナックとして翻訳するわけがありません。「合法的な性行為」と意訳するでしょう。つまり個人的には単純に日本語という意味で「正確な翻訳」であり大誤訳ではありません。彼の発言が言葉足らずだったのか、報道で一部がカットされたのかもしれませんが、やはり本音が見えます。

Kyo0480
大誤報だったと問題を長引かせるより、表現が悪く本意ではない失言になってしまったと謝罪したほうがおさまりはよいように感じます。

Kyo0482

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