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2013年8月16日 (金)

限定社員というワークスタイル

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政府が限定社員という制度を検討しています。簡単に言えば正社員に近いものの職種と勤務地が限定される、つまり転勤がありません。一方で正社員よりも給料が安く、解雇しやすいという弱点があります。まさに非正規雇用と正規雇用の中間点です。業界ではいろんなことが言われています。非正規雇用より明らかに良いワークスタイルです。職業は安定しますし、スペシャリストを持つことは現在のGlobal化した企業にとって大きなメリットです。解雇しやすいと言いますが、技術力があれば解雇される可能性はほとんどないと考えますし、転勤が無いので技術力を身に着けやすいのも魅力です。

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「非正規雇用が減る」という議論があるようですが本末転倒、非正規雇用を減らすため企業との妥協点を模索したワークスタイルです。私たち転勤族にとって転勤が無い事、業務が変わらない事は一つの大きな魅力でもあります。限定社員から社員への道が用意されるのであれば、さらに良いシステムになると考えています。個人的な意見ではありますが企業にとっても被雇用者にとっても良い制度と考えます。

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しかし本当にデメリットはないのでしょうか。一番の懸念はバルブ崩壊時のような大不況の時期です。そんな時に解雇されるのではないかという懸念があるでしょう。しかし不況になってもスペシャリストは必要で、どちらかというと転勤が可能な正社員は転勤しても企業が成り立つわけですから早期退職を勧告されやすいような気がします。企業がスペシャリストを解雇する時は会社が倒産する時のような気がしています。問題は給料の差や昇給のスピードです。雇用スタイルにより、同じ職場で働く雇用された社員に大きな賃金差が出ることは問題ですね。ここは企業のモラルにも影響される部分です。解雇や早期退職や法律上「難しい」のですが難しさを乗り切って実際にはかなり行われているのが現実なので、変わらないと考えます。

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最初は混乱があるでしょう。それでも試してみるべき期待が大きい制度と考えます。

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