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2013年7月25日 (木)

デフレは本当に悪なのか

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「デフレは悪」のような神話が広がっています。私もそう信じています。ただ本当に悪なのか整理してみる必要があるのではないでしょうか。消費者が払う料金は生産者が受け取る金額と仲介者が受け取る金額の合計です。かつて生産者はほとんどが日本国内でした。しかし今となっては多くの生産者が海外にいます。

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次に仲介者が受け取る金額はどうでしょうか。これはコスト+マージン(利益)です。今デフレという事で小売金額が下がりますが、売値が下がる以上に輸入金額かコストを下げればマージンは増えます。もう一つの要素が売上数量です。数が売れればマージンが少なくても企業としての利益は大きくなります。ユ○クロ方式。

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時代は大きく変わりました。海外製品の品質はどんどん向上し輸入先はいくらでも変更できます。かつては中国、いまやベトナムやバングラディッシュ、そのうちアフリカも工業製品の生産地として登場するでしょう。また取引コストで言えばインターネットを使った在庫を持たない販売方式、巨大なスーパーマーケット、チェーン店化したコンビニ、コストは驚くほどのスピードで下がっています。つまり今発生しているのはデフレではなく、企業努力による単なる価格の低下ではないのでしょうか。

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もちろん商店街などは大きな打撃を受けました。しかしそれはすでに過去形でしかないような気がします。見た目はデフレですが、ビジネスモデルの最適化で価格が下がっているのであれば日本の経済は健全であるという事になります。日本は資本主義です。ビジネスモデルの変化についていけなかった商店街はドライに言えば自由競争に負けただけです。企業に働いていても常に自由競争との戦いですよね。自由資本主義の悪い所ではあります。つまり昔の経済学でいうデフレと現在の価格低下は異なるという事です。

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