« 空飛ぶ統一球 | トップページ | 交通安全対策 »

2013年6月23日 (日)

「府」という漢字の意味

Kyo0056

京都は東京に首都機能を奪われた今「京都府」と呼ばれ、今や絵に描いた餅ともいえる都構想が下火となる大阪もなぜか「大阪府」と呼ばれています。「府」という漢字の意味が気になり始めました。他にも大宰府、政府、幕府、内閣府など政治の中心にも府という漢字が使われますが「東京都府」ではないところが不思議です。しかし少し調べてみると面白い事がわかってきました。「江戸府」という存在があったのです。それどころか箱根や長崎も府だったらしいのです。加えて東京府もあって、東京市と合併して東京都になったらしいのです。東京都の名前は東+京都だと思っていましたがそうではなく、東京+都だったのです。ショック。

Kyo0054

政府や江戸幕府から見てもわかるように「府」には政治の中心という意味があり、中国から伝えられた意味のようです。中国でも「府」という漢字は多用されます。日本は幕府の直轄地であった場所を府と呼び、それ以外を県と呼んだようです。ただ明治2年という早い時期に、東京、京都、大阪を除いた府はすべて県に変えられたのだそうです。

Kyo0059

しかし驚いたことに東京府は昭和18年まであったのだそうです。戦前とはいえ驚くほどに最近ですね。全く学校の歴史はこういう重要なことを教えてくれない(もしくは授業中に寝ていたか?(笑))なぜ重要なのかと言えば、私の過去の日記は東京都という名前が東の京都、つまり京都が遷都したという意味を持った前提で話を進めてきました。しかし間違えていたわけです。東京市と東京府が合併するときに「都」という名前を選んだのは東京がすでに世界有数の巨大都市であり、「都」を名乗るのにふさわしかったのでしょう。京都とは無関係です。

Kyo0062

自分の過ちに赤面しながらも、漢字は調べてみると面白い発見がありますね。ちなみに府という漢字は本来、蔵という意味だそうで、そこに人が集まって政をしたことから役所的な意味が生まれていったのかもしれません。

Kyo0060

« 空飛ぶ統一球 | トップページ | 交通安全対策 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 空飛ぶ統一球 | トップページ | 交通安全対策 »

フォト
無料ブログはココログ