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2013年5月16日 (木)

アフターダーク「村上春樹」

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ねじまき鳥クロニクルを読んで、「村上さんの本は過程を楽しむ小説である」ということを理解できていますからアフターダークも楽しく読むことができました。もちろん村上さんの小説ですから最後まで読んでも結果はわかりません。「読者が勝手に想像してください」という事なのでしょうね。たとえば白川の耳はそぎ落とされるのかどうか。

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姉貴は何でこんな扱いなのか…いくらわかりにくい村上さんの作品でも、姉の「エリ」に対しては、もう少しヒントなり情報なりを与えてほしいのですが、その一方で予想できていましたよ、「何も情報が与えられないこと」くらい。物語の主役は「マリ」という19歳の女の子。深夜12時ころから朝まで、彼女が過ごしていく都会でのちょっとした冒険がメインストーリーです。

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もちろんいつものように、彼女の周りを彩る数多くの出演者が登場します。そしていろんな問題をほのめかします。そして問題の結果どころか経過さえも読者には情報を与えずに舞台から降りていきます。映画ならいいのですが、ドラマにすることは不可能かもしれません。視聴者から膨大な数の苦情が来るはずです(笑)

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村上さんの本にしては短めで読みやすいですし、後味の悪さも少ない一方で感じるのは物足りなさかも。

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