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2013年5月28日 (火)

国産スーパーコンピュータは本当に必要か

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宇宙開発が本当に必要なのかという議論に似ているような気がしています。

 

国産のスーパーコンピュータ「京」は1000億円程度しか経済効果が無いそうです。しかし次世代のスーパーコンピュータにさらに1000億円をかけようとしているそうです。この金額があれば「京」レベルのコンピュータが10台作れるとか。最速を目指すより量産して経済効果を上げる方が良いのではないかという議論があります。

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世界最速を目指すスーパーコンピュータは富国強兵策、重厚長大時代の名残のような気がしています。国主導で開発するスーパーコンピュータは軍事的優位のためと考えられるからです。医学や気象の進歩は副次的というか口実にすぎません。宇宙開発もそうですが、軍事利用ではなく国際標準による「平和な」経済発展を優先すべき時代であり、最先端より量産化が優先されているはずです。そもそもサーバーどころかタブレットやクラウドが中心となってきた世代に20年ほど前の概念である一極集中型スーパーコンピュータは本当に必要なのでしょうか。

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個人的な感想を言えば、コンピュータの処理速度=高性能ではありません。今はソフトウエアの時代です。今のコンピュータは十分に高速で、ソフトウエアの効率化を行えば早いコンピュータに意味がありません。コンピュータパワーに頼った技術力のないプログラマーが処理速度を求めるだけです(笑)そもそも処理速度が速くなっても私たちの生活に何の変化もありません。医療での活用が話題になっていますが、これで助かる人が何人いるでしょうか。いえ、今の処理速度でも同じことはできるのです、プログラマーの技術さえあれば。ここまでが「経済性主体」の議論。

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一方で最高速を目指す、火星に人を送るというのは「夢」という経済的に見れば偉大な無駄、その一方で多くの人の生きがいや励ましになります。さて今の経済状況の中、この1000億円をどこに使うのがいいのでしょうね。うまく使えば数万人の命を助けられる金額です。例えば新薬開発とか、防災とか。私は「夢」にお金を使ってもよいような気がしていますが、コンピュータの高速化が「夢」か、といわれれば、その時代は終わったように感じています。

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