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2013年4月 9日 (火)

スサノヲ

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この好い奴なのか悪い奴なのかわからないスサノヲはとても人間臭いのですが、古事記の重要人物の一人です。

アマテラスの弟であり悪事を働き出雲に追放される黄泉の国の王(古事記のみ)です。とにかく粗暴でアマテラスが岩戸に隠れたのも彼のせいですし、神殺しによって穀物が日本に広がっていく原因ともなりました。しかし一番のエピソードは出雲の国でヤマタノオロチを倒し、草薙の剣を手に入れたこと。かつオオクニヌシの先祖であることです。古事記の最重要人物オオクニヌシまで話が飛ぶと訳が分からなくなりますのでまずはヤマタノオロチ。

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「出雲でヤマタノオロチを倒す」という事件は、出雲に巨大勢力があったことを示しています。物語は娘を毎年一人ずつ奪っていくヤマタノオロチ。スサノヲは娘を嫁にもらう代わり、ヤマタノオロチ退治に乗り出します。酔いつぶれさせて切り刻みます。8人の出雲側のメンバーに酒宴を提供して闇討ちし、戦利品として草薙の剣を手に入れたとも考えられます。草薙の剣はアマテラスに献上され、その後は天皇家の三種の神器の一つです。

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スサノヲがヤマタノオロチを倒す前に一人の神を殺めています。この話はアジアの各地に似た話があるそうです。少し先ですが、因幡の白ウサギにしてもアジアに似通った話があります。しかしヤマタノオロチはオリジナルであり、そうすると背景になった実話があったのではないかと感じてしまいます。スサノヲはその後、出雲に家を建てました。これが日本で最初の神社(須我神社)として今も残っています。またここで日本史上、最初の和歌を吟じます。意味はつまらないものですが…。

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スサノヲは神ですから異常に長生きです。とりあえず物語は大国主命に主人公が変わります。

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