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2013年4月21日 (日)

神話の世界

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科学が進みすぎたおかげで私たちは想像力を失ってしまったのかもしれません。古事記に触れながら神話の面白さを思い出しました。

科学、特にビックバン、進化論、メンデルは私たちの夢を奪いました。確率論が重要視され、神や創造主の存在は科学的には否定されました。だからと言って神話の「想像力」を笑ってよいのでしょうか。ギリシャ神話など紀元前からの話であるにもかかわらず、登場する神々は斬新です。例えばカオス(混沌、空間)という存在はある意味ビックバンに近い概念とさえ感じます。

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神話は科学が無い時代の物語です。地動説も無かった時代です。そんな時代の天地創造の物語はとても自由で楽しくまとまっています。一般的に天地創造というと旧約聖書の記述を指します。神は暗闇から昼と夜を作り、天、台地、海、植物と作ります。それから太陽と月と星を作るあたりが天動説らしい。次に動物が生まれ、最後に人間です。カオスからガイア(大地)が生まれるギリシャ神話にも似ているところがあります。日本神話の国生みは高天原からイザナギとイザナミが海をかき混ぜて作ります。天と海は最初からあるようです。ヒンドゥー教のブラフマーはもっと面白い。宇宙の創造神ですが、宇宙を維持するビシュヌか宇宙を破壊する(予定の)シヴァに頼まれて宇宙を作ったと考えられるようで、重要な神とは思われていないようです。

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日本はアマテラスという太陽神が最高峰ですが、ギリシャ神話でアポロンが最高神ではありません。ゼウスという天空神が最高の神です。もちろんアマテラスも天界の長ですからゼウスにも近いですね。エジプト神話でラー、ホルス、アメンが太陽神です。ほとんどの国の神話に太陽神が出てきます。そして日食を思わせる「事件」も存在します。ただ世界的に見れば「天」が最高神で太陽はその「構成物」として扱われているように感じます。天動説から言えば夜には消えてなくなる太陽は混とん、もしくは暗闇にあとから作られた「ランプ」のような扱いです。日本のような太陽信仰の方が珍しいのかもしれません。

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宗教論になりそうなのでこのくらいにしますが、神話は面白い。ギリシャ神話位がちょうどいいです。エジプト神話はかなり混とんとして理解に苦しみます。

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