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2013年3月30日 (土)

日中韓FTA

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TPPには猛烈な反対運動が起こっていますが、不思議に日中韓FTAは粛々と進んでいるようです。実に不思議です。もちろん私はTPPにもFTAにも賛成なのですが、不思議なので取り上げます。

農産品を例に挙げます。アメリカから日本に供給できる農産品の量はそれほど多くありません。カリフォルニア米なんてアメリカ内部での消費が精いっぱいで、輸出できる量は日本の消費量のほんのわずかしか満たせません。長い将来を見れば供給能力は伸びるでしょう。どちらかといえば東南アジアからの農産品の流入は確かに一部農家にとっては致命的になるかもしれません。

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しかし農産品でいえば、中国の供給力は莫大です。米に至っては日本全体の消費量が提供できるでしょう。もちろん農薬などの問題があってすぐに日本市場を席巻するとは思いませんが、長い目で見ればアメリカより中国の供給力を恐れるべきです。それを可能にするのが今回のFTAです。ただ皆さんに聞いてみたいことがあります。私は他の農産物はともかく「米だけは」高くても国産、しかも今は「あきたこまち」限定で買っています。多くの人が米にはこだわりがあるはずです。問題は外食産業で、安い商品を提供するチェーン、例えば丼や回転寿司などがあります。しかしこれらの店も「米が命」なので輸入米に切り替えるかどうか微妙ですね。消費者も日本米の店を選びそうです。つまりTPPFTAも、コメ農家にはあまり影響を与えない気がします。

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しかしコメ以外となると、TPPは乗り切れたとしても日中韓FTAは厳しいでしょうね。日本と同じような気候で安くて大量の農産物が提供できます。さすがに違う農産物に切り替える農家が出てくるような気がしますから農家にとってはTPPより今回のFTAの方が圧倒的に大きな問題と感じます。一方で工業製品については、時々発生する日本製品バッシングで苦しむことはあるでしょうが、やはり中国市場や韓国市場での関税撤廃は大きなプラスです。テレビは負けていてもそれ以外の電化製品や車などはまだまだ日本製品に魅力があります。これによって日本が好景気になり、高くても日本の農産物を買うかもしれません。

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さてこれからどうなるか、FTATPPと同じくらい騒ぎは大きくなるのでしょうか。

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