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2013年2月12日 (火)

北京の大気汚染 その1

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北京の大気汚染を見て、日本の高度成長時代を思い出します。水質汚染対策に比べ日本の大気汚染対策も遅く、高度成長期の1960年ころからディーゼルの煤煙対策が進んだ2000年代まで続きました。海外でもロンドンのスモッグはひどく4000人の死者を出したこともありますし、メキシコシチーの大気汚染も有名です。日本は行き過ぎている部分があります。もちろん健康には良いのですが空気をきれいにするにはエネルギーを必要とし、省エネの阻害になることもあります。工業国である以上、バランスが必要であることも確かです。

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中国から日本に流れてくる大気汚染で日本の基準値を少し超えることがあります。都市部では今でも工場が多少煤煙を出していますから、基準値を少しくらい超えても中国だけが原因と断言できません。ただ精神的な影響が大きく「中国からの煤煙でぜんそくになる」という気持ちが健康悪化に拍車をかけます。もちろん、ぜんそくなど気管支や肺に疾患がある人は注意ですし、お子さんがいる家庭では空気清浄器やマスクが気休めにはなるはずです。

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ただ中国の人たちにとって今の状況は明らかに危険です。光化学反応の影響で大量の死者を出してしまうような事件さえ気を付けなければいけません。特に問題は北京より天津の方が日本への影響は多いはずです。天津には重化学工業が多いのでよっぽど危ない。しかしこの問題は日本の例を見ても簡単には解決しません。法律を整備したとしても10年や20年はかかります。ただ日本の基準は厳しすぎます。中国は日本の基準を参考にするよりヨーロッパを参考にするといいですね。


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さて次回は原因ごとの対策を考えてみましょう。

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