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2012年7月16日 (月)

名もなき毒「宮部みゆき」

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最初から謝っておきます。

宮部さんの作品にしては切れがなかったように感じました。坦々としています。もちろん宮部さんらしいストーリー展開で最後まで安心して読めましたが、意外性が少ないように感じました。宮部さんの作品に数多く触れてきたのでこんな作品も読めるようになってきたのかもしれませんが、私は苦手な作品でした。

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的が絞り切れないと言うか、誰の心理描写を大切にしているのか少々わからなくなりました。登場人物が多いのはいつもと同じなのですが、いつもはもっと感情移入できる登場人物がいます。今回はそこが今一つ、途中で事実上消えていく登場人物まで出てきます。

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二つの無関係な事件が平行に流れていきます。最後で多少は交わるのですが基本的に二つとも別の事件です。まあ宮部さんの本ではいつも最後に交わるので、たまには平行線終了のストーリーがあっても構わないと思うのですが、最後にもう少し絡み合ってほしかったと言うのは読者のわがまま(笑)

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ただ人を宮部ワールドに引き込む力強さはいつも通り、長編ですが2日で読むことができました。ちなみに家内はとても面白かったそうです。

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