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2012年3月 4日 (日)

原子力発電について考える「USJ10周年」

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311日を前にして、原子力発電について考えてみます。みんなが考えなければいけない問題であり、感情論で良し悪しを述べてはいけない議題です。

日本は福島で大きな原子力発電事故を起こしました。想定外の地震や津波のせいだと言うのは無責任で、地震が多い事が明白な日本に原子力発電を作った私達に責任があります。資源が無い国であることは事実ですが、原発以外にもいくつか選択肢はあったはずです。限られたエネルギーで生活すると言う議論に走らず、経済発展のスピードだけを最優先し(その愛した経済にさえ裏切られている日本ですが)原子力発電を十分な技術発展の前に使い始めた私達には責任があります。

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世界が注目しています。日本がどこに舵を取るのか。

福島の原子力事故による環境汚染とCO2による温暖化…どちらが悪いのか比較論は危険でしょう。しかし原発事故は世界の海、大気、土壌を汚しました。その事は間違いないし、同様の設計で作られた地震国日本にあるすべての原子力発電所が潜在的に同じリスクを持っています。確かにリスクはとても小さい物でしょうが、リスクがあることは事実です。日本は選択する役割を与えられたのです。更に原発を増やすのか、増やさないまでも使い続けるのか、廃絶するのか…将来のエネルギーとして温存しておくのか。

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もう一つ理解しておかなければいけない事があります。

石油などの化石燃料、水力発電、風力発電や太陽光発電だってリスクはあるのです。メキシコ湾での石油漏えい事故は記憶に新しいところです。国内の石油事故では水島を覚えている人も少なくないでしょう。風力発電の低周波振動による健康問題、太陽発電パネルは発電効率が悪い事もあって、火力発電所並みの発電をしようと思えば広大な面積への設置が必要で、その面積だけの自然破壊が起こりかねません。屋根の上に置いているだけではとても日本の発電は賄えません。海に設置しても海洋生物への影響があるはずです。つまりエネルギーを使う以上、リスクは大小の差でしかありません。

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最も難しい選択は日本が経済発展をやめ、農業国に切り替えていくことでエネルギーの消費量を半分以下にすることです。以前でいえば無茶な空想論ですが、このまま日本の第二次産業が海外に流れていけば自然とそうなったりして。

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コメント

あれからもうすぐ一年がくるのですね・・・
まだまだ解決していないことが 沢山ありますね
何においても それなりのリスクってあるものだけど
それを どうクリアするかが重要ですよね(^^;

歩いていても交通事故のリスクはありますし、寝ていても病気のリスクはあります。それでも通勤しなければいけないし、仕事もしなければいけません。そうですね、どうクリアしていくかが重要ですね。

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