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2012年3月 9日 (金)

下鴨神社「平安の守護神」

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正式名称を「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」という下鴨神社。上賀茂神社と一つのセットと考えられていたようです。今でこそ二つの神社は物理的に離れています。歩いてみれば途中に京都植物園があり、30分程度はかかるでしょうか。でも建築当時は一つの大きな森に建つ二つの本殿だったのかもしれません。それではなぜ二つあるのか。

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どちらも「賀茂氏」のための神社であり、一つの境内でした。賀茂氏については上賀茂神社のところで説明しますが、歴史を信じれば(もちろん文字がない時代の日本史なので正しいとは思いませんが)上賀茂神社も下鴨神社も紀元前の建設です。少なくとも有史以前という表現は間違いなのでしょう。「鬼門の封印」という機能を持たされたこれら二つの神社ですが、それは平安時代以降の話。そうだとすれば二つの本殿がある理由は「二つの別の氏神が祀られている」事になります。

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下鴨神社は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が祭られ、上賀茂神社にはその孫である賀茂別雷命(かもわけいずちのみこと)が祭られているそうです。しかし孫のほうが「上」であり、通称では「賀茂」を名乗ります。祖父は「下」であり「鴨」です。意味があるのか…個人的にはあると思っています。単なる気まぐれではないはずです。神宿る神社を地理のみで名付けるとは思えません。やはり「格」の違いなのでしょう。事実上賀茂神社は格が上に扱われているように見えます。正直私は素人なので神様の格はわからないのですが、私たちは儒教という江戸時代以降の文化:年功序列に縛られているだけなのかもしれません。なぜそう感じるのか、それは上賀茂神社を見るとよくわかるのです。

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いずれにしても神武天皇の名前が出てくる、神話の時代の神、私たちがイメージする神様に近いですね。雷のほうが強そうですし。

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