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2012年3月 7日 (水)

糺の森と紅葉「平安の守護神」

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京都の森、湿地を残す貴重なエリアとなっている下鴨神社の鎮守の森=糺の森。原生林を残すためあまり手が加えられていないため、紅葉の名所とは言えません。少なくともモミジを楽しむ場所ではありません。それでも小川の脇にモミジが美しい姿で川面を紅く染めていました。糺の森(ただすのもり)は東京ドームの3倍もあるそうですが、森なので東京ドームの3倍しかないという表現が適切でしょう。かつては大きな森だったようですが、応仁の乱の火災と京都の都市化で縮小していったのでしょう。

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森の中央には下鴨神社につながる広い参道があります。その参道を囲うように森があり、散策のための小道があります。京都の歴史を考える時は、この小道を通ってかつての京都の気を感じるとよいですね。小川があり、湿度が高く、高い木立が道を覆い、参道よりも気温が低く感じます。気温が高い参道に弱い上昇気流が発生し、周りの森から涼しさ、湿度、そして香りが集まってくるのではないでしょうか。

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平安時代は200年近くも続きますからその間に気候変動はあったでしょうが、比較的暖かい時代だったと聞いています。平安時代が平和な時代であった理由は十分な温暖な気候で食物供給があり、その背景には平均的には安定した気候が京都の政権を支えたと想像しています。はっきりとした軍隊を持たない政府に国税を納め続けた国民、平成の今より余裕のある幸せな時代だったのではないでしょうか。それだけに、幸せを脅かす「姿の見えない恐怖:には敏感だったのではないでしょうか。

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幸せな具体的恐怖の少ない時代だからこそ、科学的根拠のない東北からの「鬼門」が畏れられたのではないでしょうか。そして平和な時代は戦争がないために経済力が保持され、「鬼門封じ」に財力を使う余力があったのではないでしょうか。

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コメント

今の今日とは夏は暑く、冬は寒いって感じですが、平安時代はそうではなかったのですね~
それは過ごしやすいですね(^^)
なるほど!戦争がないと武器の必要もありませんもんね。

歴史は私達が教えてもらった通りではない…とかんがえれば面白いだけではなく、少し安心する事もあります。日本は昔、貧困と政府の悪行に苦しんでいたい…という変な誤解はあまり正しくないようです。

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